遥か遠い　古の風

面影映し　吹抜けてゆく

夜風やさしい　木蓮の匂い

闇に浮き立つ　ましろい花

風さわさわ流れ　香り運んで

花びらの虹かけて　時を超え

ふわりふわり　大地をなでて

ゆるり向かう家路

恋しい人の胸に　あぁ　抱かれて

夢に眠る

春風やさし　木蓮の匂い

あの日生まれた　胸のときめき

夜には星を眺め　翼休めて

朝には花を起こし　鳥と鳴く

ふわりふわり　大地をなでて

ゆるり向かう家路

恋しい人を胸に　あぁ　抱きながら

夢に眠る

遥か遠い　古の風

胸に響く　なつかしい声